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世界スカウト委員会 ブロンズウルフ受章理由書 |
鈴木令子−日本 鈴木令子氏は、ボーイスカウト日本連盟に1980年加盟以来、36年間さまざまな役職をもって貢献されて来ました。日本文化のなかで、特に女性という立場からボーイスカウト運動に与えてきた影響は大きなものと確信します。1990年以降その英語力をもって、世界でのスカウト活動、特にアジア太平洋地域において活発にご奉仕されて来ました。 鈴木令子氏はご夫君鈴木武道との間に、3人のご子息がいます。鈴木氏は大学卒業後、幼稚園教師をはじめ、現在は不動産業および海外留学業を営んでいます。海外生活も経験され、その間も海外においてスカウト活動に貢献されました。 鈴木令子氏はカブ部門、スカウト部門、ベンチャー部門での訓練を完了しコミッショナー上級訓練も終えたウッドバッジャーです。リーダートレーナーとしては1999年にオーストラリアでコースを修了しました。またアジア太平洋地域における新たな開発途上国を訓練コースおよび訓練プログラムを通じて途切れることなく支援してきました。 鈴木令子氏は、ボーイスカウト世界維持財団ベーデンパウエルフェローシップのインターナショナルサークル会員であるとともに、ガールスカウト世界維持財団オラフベーデンパウエルの世界理事でもあります。同時にアジア太平洋地域委員会の副委員長として2期目を務めており、地域内においても非常に尊敬されています。地域における貢献は非常に素晴らしく数々の役職にふさわしい価値のある存在として認められています。 世界および地域会議、また世界ジャンボリーにおける特筆すべき活躍はリーダートレーナーとしても模範的と言えます。日本で開催されました世界ジャンボリーにおいても主要な役割をもって大きく貢献されました。 鈴木令子氏の日本連盟内およびアジア太平洋地域のスカウト運動への貢献は、計り知れないものがあります。氏の活動はすべてのスカウトに向けたものであり、実践的かつ現場での実務的な支援は多くの連盟が認めているところです。その見返りや認証を求めずに長年活動されて来たことに対し、特にこのブロンズウルフ章の授与にふさわしいと認められました。 鈴木令子氏の世界スカウト運動への傑出した貢献を理由として、ブロンズウルフ章を伝達致します。 |
以上 |
日時:2017年8月14日 場所:第41回世界スカウト会議授章式 カーステイ・ブラウン世界名誉会議議長により受章者の紹介と受章理由の朗読 鈴木武道氏よりブロンズウルフ章の伝達 |
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